心理学

心理学とはいったい何か?

書店に行くと様々な心理学に関する本が山積みになっているのを目にしますが、それは心理学という学問の分野がそれほど私たちの生活に浸透し、なおかつ興味を引く物である事の証拠と言えるでしょう。しかし心理学とは一体何なのでしょうか。

 

私たちの心と関係がある?

心理学という言葉からすると、私たちの「心」を研究する学問かと思いがちですが、意外な事に実はちょっと違います。心=意識であると捉えておられる方が大半だと思います。

 

意識には、自分で認識できている物と認識できていない物、つまり無意識の2種類が存在しますが、実のところ心理学で学ぶのは、私たちの意識(無意識も含めて)そのものではありません。

 

「心理学を勉強して、人の心を思い通りに操れるようになりたい。」と思っておられる方もおられるかもしれませんが、残念ながら心理学では人の心を操る事は出来ません。つまり、心理学を学ぶと、必然的に人の心の内や意識している事柄を読んだり出来る訳では決してないのです。

 

心理学とは何なのか?

心自体を学ぶ学問でないとすれば、一体心理学では何を学ぶのか?それはつまり、心の働きと人間の行動を学ぶ学問と言えるでしょう。目に見えない心、計り知れない心そのものを学ぶ事は難しいですが、その心の動きを反映しているであろう行動パターンからある程度学び取る事ができます。

 

心理学という大きな括りの中には、様々な領域が存在します。その中には例えば、臨床心理学、産業心理学や教育心理学、また発達心理学やスポーツ心理学など非常に多くの種類が存在します。

 

では、心理学は日常生活に役立つのでしょうか。これだけ多くの注目を浴びている学問分野なので、心理学を学べば何かメリットがあるに違いないと思われる事でしょう。

 

学問として学ぶ心理学は、興味深いだけでなくそこから人間を理性的に捉え、より深く理解するための助けになります。また、心理学を学ぶとデータを分析・解析する能力がつくので、情報を客観的に捉えて処理する、社会的に役立つ能力を培えると言えるでしょう。