臨床発達心理士

「臨床発達心理士」とは?

発達心理学をベースに全世代に対応

「臨床発達心理士」とは、一般社団法人 臨床発達心理士認定運営機構(略称:JOCDP)が運営・認定を行っている民間資格です。

 

“発達”の名称の通り、発達心理学をベースに、子どもから大人まで、その年代を問わず、生涯にわたって、発達支援や社会適応への対応を行い、家族や地域の中に入って活動します。

 

対応例

臨床発達心理士の対応例は、次の通りです。

 

1.育児不安、虐待、不登校、引きこもり
2.健常と障害との境界にある人
3.自閉症、知的障害、LD(学習障害)、AD/HD(注意欠陥多動性障害)などの発達障害
4.社会適応や成人期・老年期などの問題
5.子育て支援

 

勤務先

主な勤務先は以下になります。

 

乳幼児期

保健所・保育所・幼稚園・子育て支援センター・リハビリテーションセンター・児童相談所など。

 

学齢期

盲/ろう/養護学校・特殊学級・教育相談・適応指導教室・学童保育など。

 

成人・老年期

障害者施設・作業所・老人病院・老人保健施設・老人ホームなど。

 

生涯発達

母子生活支援施設・発達クリニック・障害者職業センターなど。

 

資格取得を目指すには?

資格の取得には、上記機構への申請が必要ですが、申請要件はタイプ別に設けられています。

 

1.発達心理学か隣接学科の大学院修士課程に在学中か、修了後の臨床体験が3年未満…基本タイプ

 

2.大学などで臨床発達心理士の養成に従事しているか、発達心理学の研究を行っている…Cタイプ

 

3.3年以上の臨床体験がある
・発達心理学か隣接学科の大学院を修了…Aタイプ
・発達心理学か隣接学科の大学を卒業…Bタイプ
・発達心理学か隣接学科以外の大学を卒業…Eタイプ
4.日本以外の国において、A・B・C・Eタイプと同等の経験を持つ

 

書類審査後、基本タイプの人には(筆記審査一次審査)が、また、実習(事例報告書審査)があり、二次審査の口述審査を経て、臨床発達心理士認定運営機構による認定となります。

 

認定後は、臨床発達心理士会への入会が必要となり、5年ごとの資格更新が義務づけられています。